手作りに対するこだわり

1. 菓子を１つ１つ手作りするのは、昔ながらの花月堂の姿勢。
2. 何十年経っても味が変わらないのは、手作りのお陰。
3. 材料達のその日の状態を手が覚えているから出来る事です。

こだわりの餡づくり

花月堂本店の餡づくりへのこだわりは、自家製造の餡であることは当然ですが、まずは素材である『大納言』や『小豆』を吟味し、
その日その日の天候によって左右される餡の出来栄えを長年の職人の勘と経験でいつも同じ塩梅にするよう努力しています。
何種類もの餡を作っていますが、いつも最高の美味しさを提供できるよう毎日丁寧に社長自ら餡をつくっています。

最中餡の完成まで

①煮上がった大納言	②ザラメ（砂糖）を加え焦げ付かない様細心の注意で煮ます	③沸騰したら火を止め一晩寝かします	④翌日再びザラメ（砂糖）を入れその後、和三盆糖を加えます
⑤煮込みます	⑥仕上げに少量の塩と寒天をいれます	⑦出来上がり	⑧餡ばちに移します

当店自慢のおいしい最中餡の完成です

季節に対するこだわり

味はもちろんですが、味だけではなく見た目の美味しさも感じてもらうよう努めています。

昔から、和菓子屋の店頭で季節の到来を知るといわれ、季節の先取りは大事な和菓子屋の努めでもありました。

自然のままへのこだわり

当店は昔から生屋で、生菓子を得意とする和菓子屋でした。
朝生という、その日の朝作り、その日の内に食べてもらうお菓子が得意です。
日持ちがしないのは、本物の証拠です。
日が経つとお餅は硬くなります、豆も硬くなります。
材料は前日、又物によっては前々日から準備するので、
当日に決まった数しか作れません。
ですから売り切れ終になるのです。

「豆大福や、お赤飯など此処のを食べたら他のは食べられない」と言っていただける
のも、作り置きをしないからです。
手間を掛けた作りのため量産出来ませんが、これからも美味しく安心な和菓子づくり
に精進してまいります。

美味しかったとお手紙を頂くことがあります。
嬉しい限りです。

朝生菓子は店頭販売のみになりますが、是非ご予約をお待ちしております。

全国から厳選した材料